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HSBC台湾、年末までに1割人員削減


ニュース 金融 作成日:2008年12月17日_記事番号:T00012326

HSBC台湾、年末までに1割人員削減

 
 英HSBC傘下の香港上海銀行(HSBC、匯豊銀行)のウインザー台湾区総裁は16日、年末までに台湾地区の従業員の約10%、300~400人が離職する予定だと公表した。既に150人が自主退職を申請している。理由は景気後退のほか、中華商業銀行の買収で余剰人員が生じたためとしている。17日付工商時報が伝えた。

 これについて、ウインザー総裁は「決してリストラではない」と強調し、同日にも台北市で2拠点をオープンさせ、依然として顧客サービスなどの分野で人材募集を行っていることを強調した。

 ウインザー総裁はまた、同行が外資系銀行としては金融危機の影響が少ないとしながらも、来年の融資額は需要縮小に伴って伸びが緩やかになるという予測を語った。今後は、中華銀の買収で得た中小企業の顧客を開拓し、これに特化した支店を来年1月から開業する予定だ。