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宇通光能、薄膜太陽電池の生産に成功


ニュース その他製造 作成日:2008年12月17日_記事番号:T00012330

宇通光能、薄膜太陽電池の生産に成功

 
 太陽電池大手の益通光能(イートン・ソーラー)傘下、宇通光能(AURIA SOLAR)は16日、薄膜太陽電池の試験生産に初めて成功したと発表した。17日付経済日報が報じた。

 蔡進耀・宇通董事長によると、1本目の生産ラインの年産能力は60メガワット(MW)で、変換効率は業界平均を上回る8.7%だ。量産は従来計画を1四半期早め、来年第1四半期を予定している。欧米や豪州などから既に受注が相次いでおり、大量出荷が始まれば、来年から利益が出る見通しだという。

 従業員数は現在70人だが、年内に100人まで増やす予定で、さらに来年生産能力を200MWまで拡張した時点では200人を超える見通しだ。また、生産能力拡大のため同社は来年、50億台湾元(約140億円)の増資も計画している。

 宇通は、それぞれ23.9%出資する益通と光宝科技(ライトン・テクノロジー)や、神通集団(マイタック・シネックス・グループ)、設備技術の漢民科技(エルメス・エピテック)などの合弁により設立された。現在の資本金は21億元だ。