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作成日：2008年12月17日_記事番号：T00012331
緑能科技、現金増資計画を撤回
大同集団傘下の太陽電池用多結晶シリコンウエハー製造最大手で、太陽電池の生産も行う緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）は16日、資本市場の環境が悪化しているとして、予定していた普通株590万株発行による現金増資計画の撤回を発表した。域内太陽エネルギー関連企業としては、世界金融危機の発生以降で、増資計画を中止した初のケースだ。17日付経済日報が報じた。
緑能科技は、増資によって６億6,000万台湾元（約18億円）を上限に資金調達を予定していた。しかし同増資案を計画した当時100元以上あった株価は、16日の終値が83.5元と、25％以上も下落している。
同社は、第３四半期末時点で手持ちの現金が約16億元あり、さらに第４四半期初めに転換社債発行により調達した15億元を加え、現時点で運用可能な資金約30億元を抱えており、「増資計画中止による経営への影響はない」と説明している。
