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11月の液晶パネル出荷、台湾メーカーは28%減


ニュース 電子 作成日:2008年12月17日_記事番号:T00012340

11月の液晶パネル出荷、台湾メーカーは28%減

 
 韓国のパネル市場調査機関、ディスプレイバンクの16日発表によると、11月の液晶パネル出荷枚数は、調査対象の全メーカー合わせて2,940万枚と、前月比20.5%減、前年同月比でも21.7%の減少で、2007年4月以来で最低となった。特に台湾メーカーの出荷枚数は、前月比28%と大きく減少したことが分かった。17日付経済日報が報じた。
 
 域内最大手、友達光電(AUO)の出荷ベースの世界シェアは11月15.3%となり、10月の17.2%、前年同月の20.6%から大幅な低下を見せた。またAUOは同月、売上高ベースの世界シェアも12%と、10月の14.4%、前年同月の20%から大きく減少した。
 
 なお、世界のパネルメーカーの11月の合計売上高は、前月比28%減、前年同月比51%減の38億米ドルとなった。韓国のサムスン電子とLGディスプレイ(LGD)は、売上高シェアを昨年同月の44%から58%まで大きく伸ばしており、来年も同産業は韓国メーカーが引っ張る形となりそうだ。