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住宅が供給過剰、台中市は1.2倍


ニュース 建設 作成日:2008年12月18日_記事番号:T00012358

住宅が供給過剰、台中市は1.2倍

 
 行政院営建署が17日発表した第3四半期の住宅に関する統計によると、台湾全土の住宅の供給数(774万2,564戸)と世帯数(763万590世帯)から計算した供給率は101.47%で、余剰住宅が11万戸以上の供給過剰状態にあり、特に深刻な台中市では供給過剰率が120.46%にも達することが分かった。18日付経済日報が伝えた。

 供給率が110%を上回ったのは、▽台中市▽桃園県▽連江県──。余剰住宅が1万5,000戸以上に上るのは、▽雲林県▽高雄県▽台南県▽金門県──だった。台北市は、7万3,944戸の供給不足だ。

 一方、第3四半期に建築許可を取得した住宅は、前期比23.63%減、前年同期比37.19%減の1万6,237戸で、景気の低迷から建設業者が開発に慎重になっていることがうかがえる。高雄県の前期比減少幅は82.92%にも上り、全土で最悪となった。