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新金宝グループ、今年の売上高30%増【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月18日_記事番号:T00012366

新金宝グループ、今年の売上高30%増【表】

 
 金仁宝集団傘下の事業グループで、▽金宝電子工業▽泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス)▽康舒科技(アクベル・ポリテック)の3社から成る新金宝集団は今年、グループ全体の売上高が前年比30%以上成長して、初めて50億米ドルの大台を突破する見通しだ。18日付経済日報が報じた。
 

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 今年は世界金融危機の影響でハイテク産業がダメージを受ける中、リソース・受注、製造工程の相互補完を目的として今年初めに結成された同グループ3社は、好調を維持している。特に金宝電子では、ハードディスクドライブ(HDD)大手、米シーゲート・テクノロジーやウエスタンデジタル(WD)から受注した外付けHDDの出荷が始まったことで、第4四半期も売上高は2カ月連続60%以上の年成長率を記録した。

 泰金宝の売上高も、10月は過去最高、11月も高い水準を維持しており、1~11月の売上高は32%の年成長率を示している。同社では好調の理由を、プリンタおよび携帯型HDDの出荷安定を挙げた。

 康舒科技も1~11月の売上高が156億6,300万台湾元(約418億円)と前年比26.83%の成長を維持、来年も液晶テレビ電源装置の受注が見込め、年間200億元を突破すると予測している。