ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北市の光ネットBO案、住友・NTTが入札に意欲【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月18日_記事番号:T00012367

台北市の光ネットBO案、住友・NTTが入札に意欲【表】

 
 台北市が18日に行った、BO(民間業者による建設、運営)方式での光ファイバーインターネット事業に関する説明会に、住友グループやNTTグループなどを含む域内外大手企業30社以上が参加した。台北市は今月26日に入札の公告を行い、来年春節(旧正月)明けにも落札業者と正式な契約を結ぶ予定だ。18日付工商時報が報じた。
T000123671

 
 住友は域内の通信業者と、NTTは製靴の恒豊集団やソニー傘下でインターネットプロバイダー事業を展開するソネットエンタテインメント(So-net)と提携し、台湾大哥大(タイワン・モバイル)や遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、凱擘(KBRO、旧東森媒体科技)、中嘉網路(CNS)などと落札を争うものとみられる。落札額は100億台湾元(約270億円)近くと予想されている。

 台湾で光ファイバーネットワーク構築事業がBO方式で外部委託されるのは初めてで、今後、台北県、高雄県市、台中県市などの地域でも導入される可能性があり、さらに台湾での経験を中国市場でも生かせるとみて国際的に注目を集めている。