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Wi-Fiチップ出荷激減、今期2〜3割減収へ【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月19日_記事番号:T00012400

Wi-Fiチップ出荷激減、今期2〜3割減収へ【表】

  
 宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)などパソコン(PC)受託生産メーカーが在庫削減のためWi-Fiチップの発注量を11月から2~3割減らしており、IC設計メーカーの雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)、台湾創鋭訊科技(台湾アセロス)などは第4四半期、前期比2~3割の減収となりそうだ。19日付工商時報が報じた。
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 雷凌科技は先日、第4四半期の売上高予測を22~28%減に、台湾アセロスは18日、28~31%減に下方修正した。従来予測では減収幅を5%以内としていたため、大幅な引き下げだ。

 米アセロス・コミュニケーションズのクレイグ・バラット(Craig Barratt)最高経営責任者(CEO)は18日、PC受託メーカーの需要低下は予想以上に急激で、Wi-Fiチップ出荷に衝撃を与えていると語った。市場では、PCなどコンシューマ向け電子製品がオフシーズンに入るため、来年第1四半期はのWi-Fiチップ出荷は2割減、第2四半期は1割以内の減少となり、下半期にやっと回復に向かうと予想されている。