ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

パンダの「団団」「円円」、23日台湾に到着


ニュース 社会 作成日:2008年12月22日_記事番号:T00012408

パンダの「団団」「円円」、23日台湾に到着

 
 中国から寄贈されるパンダ、「団団」と「円円」の2頭があす23日、四川省成都市から桃園国際空港に直航チャーター便で輸送され、夜に台北市立動物園に到着する。22日付蘋果日報などが伝えた。
 
 空輸を担当するのは長栄航空(エバー航空)で、桃園空港には午後5時10分に到着する。客室乗務員はパンダのぬいぐるみを身に付け、ビジネスクラスではパンダをかたどったクッキーやパン、パンダの焼き印が押されたステーキなどが提供される。
  
 パンダが載せられるのは機体後方にある180立法メートルの貨物室で、▽室温を18度~20度に維持▽獣医や飼育員が常駐▽ササなどの餌を用意──と、輸送には細心の注意が払われる。また、おりは高さ1メートル、幅1.2メートル、奥行き1.5メートルと、乱気流で揺られても傷を負わない程度の大きさで、頑丈に固定される。パンダ輸送便は最優先で着陸誘導が行われることになっている。
 
T000124081

パンダ輸送機を担当するエバー航空の乗務員たち。パイロットは「自分の子どもに自慢したい」と喜んでいる(22日=中央社)
 
 パンダの受け入れに際し、台北市立動物園は飼育員を四川の碧峰峡パンダ基地に派遣して飼育法を学ばせた。また、餌も中国から持ち込み、台湾産の比率を徐々に増やして6日目にようやく100%台湾産の餌とする計画だ。
 
 動物園では、パンダの公開(検疫後、春節ごろになる見込み)が始まれば、来園者は年間300万人から一気に600万人に増加すると予測している。また、タオルやマグカップ、キーホルダーなどのグッズ販売の準備も進めている。