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東森国際、ドバイ船会社と契約紛争


ニュース 運輸 作成日:2008年12月22日_記事番号:T00012416

東森国際、ドバイ船会社と契約紛争

 
 海運事業を主力とする東森国際(EMI)は19日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの船会社エミレーツ・トレーディング・エージェンシー(ETA)との間で契約の有効性をめぐる紛争が起き、ロンドン海事仲裁人協会に契約無効の確認を求める申し立てを行ったと発表した。20日付工商時報が伝えた。
 
 それによると、東森国際は当初、韓国の船舶代理会社AKIを通じ、ETAからパナマックス級ばら積み貨物船「ドバイスター」の用船契約締結に向けた交渉を行っていた。ETA側はAKIを介して契約が成立したと認識していたが、東森国際はAKIに契約締結を委任してはいないとして、今年10月14日の時点で用船計画自体を棚上げした。
 
 東森国際は用船契約が同社取締役会で承認されたと、AKIがETAに対し誤って通知したことが原因だと主張しており、AKI側も過失を認めているという。