ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北港のコンテナ取扱量、10年に域内2位へ


ニュース 運輸 作成日:2008年12月22日_記事番号:T00012418

台北港のコンテナ取扱量、10年に域内2位へ

 
 第1、2埠頭(ふとう)の供用開始が来年2月28日に予定されている台北港は、計4埠頭が稼働する2010年には、コンテナ取扱量が175万TEU(20フィートコンテナ換算の処理能力)に達し、基隆港を上回り域内2位となる見通しだ。20日付中国時報が報じた。
 
 台北港開港1年目となる来年のコンテナ取扱量は75万TEUの見通しで、14年には全7基の埠頭が完成し、コンテナ取扱量は400万TEUとなる予定だ。
 
 海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)、万海航運(ワンハイラインズ)、陽明海運(ヤンミンライン)の3社が合弁でコンテナターミナル、「台北港貨櫃儲運中心」を設立、投資金額は3社合計で203億台湾元(約558億円)に上る。
 
 台北港は水深14.5メートルで8,000TEUクラスの大型コンテナ船が停泊できる。埠頭は全長300~365メートル、第1、2埠頭には7基のガントリークレーンと自動運転レール式門型トランスファクレーン20基が既に設置済みだ。同港の業務は遠洋航海船舶向けを第1、近海船向けを第2とし、近海船向けを第1、遠洋向け第2をとする基隆港とは微妙な競合関係を持つことになる。