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作成日：2008年12月22日_記事番号：T00012420
台銀、上海代表処の設置申請へ
台湾銀行の張秀蓮董事長は21日、上海で開催された「両岸経済貿易文化フォーラム」の閉幕式で、中国当局が中台の金融交流の強化を含む台湾への協力策を発表したことを受け、上海での代表処（事務所）設置の申請手続きを急ぐ考えを表明した。22日付経済日報が伝えた。
張董事長は、中国の関係者が中台間の金融監督に関する覚書（ＭＯＵ）締結について「速やかに」と発言したことを、「中国当局の政策と関係がある」と指摘、来年上半期の第３回中台公式協議での締結に期待する考えを示した。
台銀は５年前に代表処の設置を申請したが、民進党政権時代は中台関係が冷え込んでいたため、許可が下りなかった。張董事長はこのところ精力的に中国を訪問しており、早急に代表処設置を実現させる構えをみせている。
