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湾仔碼頭の冷凍水ギョーザ、シェア20%で首位に


ニュース 食品 作成日:2008年12月22日_記事番号:T00012428

湾仔碼頭の冷凍水ギョーザ、シェア20%で首位に

 
 米食品大手のゼネラル・ミルズ社傘下の香港の冷凍点心ブランド、湾仔碼頭は台湾に進出して1年半で、冷凍水ギョーザのシェア20%を獲得しトップブランドとなった。今年の売り上げは3億台湾元(約8億2,500万元)に上る見込み。22日付経済日報が伝えた。
 
 湾仔碼頭は「手作りと特製のタレ」がセールスポイントで、香港や中国でのシェアは50%を占め、台湾でも5年以内に同水準にしたいとしている。来年はインターネット販売やテレビショッピングにも着手し、シェア30~40%、売上高4億元を目指す。
 
 台湾での売り上げを伸ばすため、今年はブランドの創始者・臧健和氏が台湾を訪れて、台湾人の好みに合う口当たり良くジューシーなギョーザを開発し、増量して発売したという。業界関係者によると、台湾人が最も好むのはキャベツ入りで、同ブランドの販売量の4割を占めているもようだ。
 
 湾仔碼頭の参入により、台湾の冷凍ギョーザ市場では中高価格帯の市場が新たに創出され、全体の市場規模も成長しているという。