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海運直航、長栄と陽明に1年有効免許


ニュース 運輸 作成日:2008年12月23日_記事番号:T00012449

海運直航、長栄と陽明に1年有効免許

 
 台湾海運業界の対中窓口機関、台湾海峡両岸航運協会の関係者は、今月15日に始まった中台間の海運直航に関連し、台湾の長栄海運(エバーグリーン・マリン)と陽明海運(ヤンミンライン)に対し、中国交通部から有効期間1年の船舶営運証(船舶運航証)が発給されるとの見通しを明らかにした。有効期間は来年末までとなるという。23日付経済日報が伝えた。

 中台間の合意によると、中台双方の船会社は相互に航路申請を行い、中国側は審査認可制、台湾側は許可制により運航許可証などを発給することになっている。有効期間は中台双方で開きがあり、台湾側が中国側に発給する「船舶証」は2年なのに対し、中国側が台湾側に発給する運航証の期限はまちまちとなっている。

 中国側は中台路線に総量規制を行っており、長栄、陽明の両社には中台海運直航の開始に際し、暫定的に有効期限1カ月の運航証が発給されていた。

 同協会は両社に1年有効の運航証が下りるとみており、暫定の運航証が期限切れとなる来月にも北京で中国側の海峡両岸航運交流協会と詰めの協議を行う予定だ。