ニュース
公益
作成日：2008年12月23日_記事番号：T00012453
台北市の自転車レンタル、来年３月サービス開始
台北市は来年３月、自転車のレンタルサービスを信義区で始める。同区11カ所に貸し出し拠点が設けられ、500台の自転車が用意される。借りた場所以外でも返却可能で、レンタル料金は最初の30分が無料、その後15分ごとに10台湾元（約27円）が加算されるほか、１回につき40元の手数料が必要だ。利用は24時間以内となっているが、将来的には長期レンタルの実施も検討されている。23日付自由時報が報じた。
同サービスには、巨大機械工業（ジャイアントＭＦＧ）と悠遊カード公司が共同開発した24時間無人レンタルシステムが導入される。利用者は、最初にインターネットまたはサービス拠点の設備を通じて、悠遊カードにレンタルサービス利用認可を付与する手続きが必要だ。自転車を固定する支柱に設置された装置に認可を受けた悠遊カードを読み取られせれば、自転車を借りることができる。
同システムでは全自転車の貸出しと返還が記録されるようになっており、24時間を超えて借りた場合、または盗難・紛失に遭い７日以内に届け出た場合は1,500元、届け出なかった場合は3,000元の罰金が科せられる。
