遠東集団傘下の量販店、愛買（Geant）は24日、ティッシュペーパー、おむつ、しょうゆなどの12種類の民生品を対象に、消費券の後払いで購入する予約販売キャンペーンを開始する。これにより、１億台湾元（約２億7,300万円）の売り上げを目標にする。23日付経済日報が報じた。
キャンペーン商品の価格帯は600台湾元（約1,640円）、1,200元、3,600元の３ランクで、消費者はそれぞれ組み合せても購入でき、割引率は最低でも４割に上る。
3,600元で購入できるのは、原価が合計8,120元のスコッチウイスキー12本や、おむつ８セット（全サイズ共通）など。おむつは通常価格650元、販促時でも最低488元で、今回は１セット当たり450元とこれを下回る価格となる。
愛買のキャンペーンに対し、同業の家楽福（カルフール）や大潤発（ＲＴマート）は、「早めのキャンペーンの効果は限定的」と冷ややかだ。家楽福は「消費券に関しては既に情報が出過ぎていて目新しさがない。発行直前に販促に集中したほうが効果的だ」と指摘した。
