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作成日：2008年12月23日_記事番号：T00012460
クアンタ、「ｉＭａｃ」新モデルを受注か
米アップルが来年１月にも発売するとみられる、モニターとパソコン（ＰＣ）本体が一体となったオールインワン型デスクトップＰＣ、「ｉＭａｃ」の新モデルを、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）が受託生産するという観測が出ている。これについてクアンタは、「個別の顧客についてはコメントできない」としている。23日付経済日報が報じた。
「ｉＭａｃ」新モデルは、発売当初３カ月は単月約80万台の出荷が計画されているとの観測もあり、事実とすれば不況に苦しむサプライチェーンに一定の恩恵をもたらすとみられる。証券会社によると、クアンタは現在、アップルのデスクトップＰＣを独占的に受注しているほか、ソニーやＮＥＣのオールインワン機種も受託しているという。
オールインワン機種について、米ＪＰモルガン・アセット・マネジメントは、来年、ＰＣメーカー主導によるオールインワン機種の開発は今年より30％増加すると予測しており、宏碁（エイサー）が北米市場で間もなく発売する同タイプ製品を早ければ来年第１四半期に台湾でも発売する計画で、聯想（レノボ）や明基電通（ＢｅｎＱ）も開発を進めている。
