ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾ガラス、溶炉停止を拡大


ニュース その他製造 作成日:2008年12月24日_記事番号:T00012490

台湾ガラス、溶炉停止を拡大

 
 台湾玻璃工業(台湾ガラス)は23日、桃園工場でガラス繊維を生産しているTT-6溶炉と、中国子会社・台嘉玻璃繊維でガラスクロスを生産しているTGF-2溶炉の稼働を停止し、減産幅を拡大すると発表した。24日付工商時報が報じた。

 TT-6溶炉の年産量は1万2,000トンで、同社のグラスファイバー生産量全体の18.5%を占める。また、台嘉玻璃繊維のTGF-2溶炉のガラスクロスの年産量は1万トンで、全体の25%を占める。

 同社は今月4日、不景気による需要減を理由に彰化県・鹿港工場のTL-1溶炉(年産能力5,000トン)、桃園工場のTT-1溶炉(年生産能力5,000トン)の稼働停止を発表したばかり。2溶炉では現在、保守作業を行っている。

 稼働再開の見通しについて同社では、「今後の受注状況を見て決める」としている。