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作成日：2008年12月25日_記事番号：T00012507
中国スターの芸能活動、解禁へ
行政院新聞局の史亜平局長は24日、中国の歌手や俳優、テレビ・映画の制作スタッフに対し、台湾での活動を開放する方針であることを任期最後となる記者会見で発表した。25日付経済日報などが伝えた。
史局長によると、手続きはほぼ完成しており、早ければ１月中旬にも中国の俳優が台湾でのドラマ・映画撮影に参加できるようになる。出演者の比率は映画なら半分、テレビドラマなら３分の１と上限が定められている。
史局長はまた、中国の歌手に対し、内政部移民署が既に居住登録の規制緩和に同意していることを明らかにし、台湾でのレコーディングやコンサートの開催も開放したいと述べた。
現在、台湾の芸能人は中国での活動が許可されており、史局長は中台の文化交流の互恵措置と説明したが、俳優でもある演芸工会の康凱理事長は、「高失業率の中で、中国芸能人に対する開放を発表することは、台湾の業界従事者を刺激しかねない」と不満を表明した。
