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作成日：2008年12月25日_記事番号：T00012509
中国政府、機電製品の増値税還付率引き上げ
中国政府は24日、国務院常務会議を開き、低迷する輸出を刺激するため、技術水準と付加価値が高い機電製品の増値税（付加価値税）還付率を引き上げる方針を固めた。これについて中国広西チワン族自治区南寧台商協会の周世進会長は、「同分野の台湾企業にとっても有利な措置だ。ただ、多くの台湾企業がまだ政府による支援措置を求めている」と指摘した。25日付工商時報が伝えた。
中国の輸出は、金融危機による需要低迷に加え、内需優先の輸出規制政策による後遺症で伸び悩みが顕著となり、輸出型企業の倒産も相次いでいる。このため、同日の会議では対外貿易の安定成長が重要議題の一つとなった。ただ、具体的な還付率は報じられていない。
このほか、加工貿易の品目分類を見直し、「禁止類」品目から、高度な技術を含み、エネルギー高消費、高汚染度でない品目を除くとともに、「制限類」についても、一部の労働集約型製品や、高度な技術を含み、省エネに配慮した製品を対象リストから外す方針を固めた。
