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国喬石化と台湾スチレンモノマー、来年SMライン再開へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年12月25日_記事番号:T00012529

国喬石化と台湾スチレンモノマー、来年SMライン再開へ

 
 ABS(アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン)大手の国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)と台湾苯乙烯工業(台湾スチレンモノマー)は、スチレンモノマー(SM)の価格下落が止まったことを受け、停止していたSM生産ラインの稼働再開を決めた。25日付経済日報が報じた。

 国喬石化は12月初めに停止したライン2本を1月から稼働させる予定。台湾スチレンモノマーは長らく停止していた年産能力13万トンのラインを来年年初から稼働させることで、現在の日産量400トンを700トンまで引き上げる。

 アナリストは、中台のSM契約価格が1トン当たり580米ドルで落ち着きをみせ、原料のエチレン、ベンゼン価格も低い水準にあるため、ライン稼働再開に適当な時期だと分析した。