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PTA最大手の中美和、20%リストラを発表


ニュース 石油・化学 作成日:2008年12月26日_記事番号:T00012554

PTA最大手の中美和、20%リストラを発表

 
 台湾中油と英石油大手BPの合弁会社で、高純度テレフタル酸(PTA)域内最大手の中美和石油化学(CAPCO)は25日、20%の人員削減を想定して早期退職優遇措置を実施すると発表した。高雄工場では300人中60人が削減されることになる。26日付経済日報が報じた。

 中美和では、入社20年以上、または業績の良くない従業員に退職を勧める考えで、既に該当者との面談を進めている。説得できなければ強制的な手段も検討するとしており、来年2月までには削減目標を達成したい考えだ。

 これに対し同社の工会(労働組合)は、29日に組合員大会を開き、▽リストラは自主退職方式で行う▽アウトソーシングしている業務を正職員が担う──の2点を同社に訴える構えだ。