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広明光電、パイオニアのDVD-ROM受注【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月26日_記事番号:T00012555

広明光電、パイオニアのDVD-ROM受注【表】

 
 光ディスクドライブ大手の広明光電(クアンタ・ストレージ)はこのほど、パイオニアからの受託生産を確保した。パイオニアが華碩電脳(ASUS)との提携関係を第3四半期に解消したことに伴う動きだ。26日付経済日報が伝えた。
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 広明光電は当初、主にH/H型のDVD-ROMを生産し、来年からは書き込み可能なDVDドライブにも生産品目を拡大する。同社は今回の受注で、世界シェア5位への浮上を目指す。

 パイオニアの新たな生産委託先をめぐっては、台湾と韓国のメーカーによる争いとなったが、最終的に広明が受注に成功した。パイオニアはH/H型のDVD-ROMを年間1,000万台生産しているが、低価格機種については競争激化から外部への委託生産に切り替えている。

 パイオニア側は広明光電への発注の事実を認めているが、広明側は受注先の具体的社名を公式には明らかにしていない。

 証券業界は、H/H型のDVD-ROMの出荷価格を1台10米ドルと仮定すると、受注額は16億5,000万台湾元(約45億3,000万円)に達すると試算しており、広明の来年の業績に大きな追い風となりそうだ。