ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

株式市場の08年下落幅、ワースト3の46% 【表】


ニュース 金融 作成日:2009年1月5日_記事番号:T00012587

株式市場の08年下落幅、ワースト3の46% 【表】

 
 台湾株式市場の2008年最後の営業日となった12月31日、加権指数の終値は4,591.22ポイントで引けた。昨年1年間の下げ幅は46%(3,915.06ポイント)で、74年の61%、90年の53%に次いで史上ワースト3となった。1日付工商時報が伝えた。
T000125871

 
 大華証券投資顧問公司の杜金龍董事長は、「08年の台湾株式市場は国際市場と同様、世界的な金融危機が引き起こした不景気により大幅に落ち込んだ」と説明した。09年の見通しについて杜董事長は、「現在のデータから台湾株が上昇すると楽観できる要素はほとんどないが、歴史的な大幅下落を記録した翌年は反発するとの分析もある」述べ、上昇に向かう可能性もあると指摘した。

 また、統一投信の董永寛副総経理は、「欧米で第1四半期、企業業績や経済統計データが市場予測を下回るものでなければ、上半期中に景気の底に達し、株式市場も回復に向かう」と予測している。