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高層ツインビル「双子星大楼」、台北駅共用部分が着工


ニュース 建設 作成日:2009年1月5日_記事番号:T00012590

高層ツインビル「双子星大楼」、台北駅共用部分が着工

 
 台北市重慶北路と市民大道の交差点付近に建設予定の高層ツインビル「双子星大楼」で、台北駅と構造を共有する部分の工事のくわ入れ式が12月31日に行われた。同ビル地下には都市交通システム(MRT)空港線駅が設置予定で、完成すれば台北駅周辺は空港線のほか、▽台湾高速鉄路(高鉄)▽台湾鉄路(台鉄)▽MRT板南線、淡水線、松山線(13年12月開通予定)▽長距離バス──が連結する交通の一大拠点となる見通しだ。1日付聯合報などが報じた。

 「双子星大楼」は76階、56階建ての2棟の商用ビルで、地下4階が駐車場、地下1~3階がMRT空港線の台北駅となる予定だ。MRT空港線の開通後(2014年8月予定)は、台北駅~桃園国際空港がわずか35分で結ばれる。また、台北駅で搭乗手続きや、荷物の預け入れなど「インタウン・チェックイン」サービスも提供される予定だ。郝龍斌台北市長は、「台北が正式に国際都市の仲間入りを果たす」と期待を示している。同ビル建設への投資総額は約357億台湾元(約1,000億円)だ。

 MRTを管轄する台北市政府捷運工程局の高嘉濃聯合開発処長は、2階以上の民間工事部分は今年6月に入札結果が明らかになる見通しだと語った。