ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台塑、域内価格を一部値上げ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年1月5日_記事番号:T00012591

台塑、域内価格を一部値上げ

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は1日、▽ポリ塩化ビニル(PVC)、1キロ当たり0.5台湾元(約1.4円)▽高密度ポリエチレン(HDPE)、0.7元▽直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、0.7元──の値上げを実施した。1日付経済日報が報じた。

 一方、ポリプロピレン(PP)はスポット価格の下落を受け、1キロ当たり1.5元値下げした。また、▽低密度ポリエチレン(LDPE)▽エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)──は価格の変動はなかった。

 フォルモサ・プラスチックス、亜洲聚合(アジア・ポリマー)、台湾聚合化学品(USI)の3社は昨年12月中旬にも、中国で冬期農業用シートなどの需要増による域内供給量の減少を受け、ポリエチレン(PE)の域内価格を値上げしている。PEメーカーでは、農業用シートの需要は、春節(旧正月)後、春期到来まで続くとみている。