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台湾中油の第3ナフサ更新、条件付き認可


ニュース 石油・化学 作成日:2009年1月5日_記事番号:T00012593

台湾中油の第3ナフサ更新、条件付き認可

 
 行政院環境保護署は12月29日、台湾中油の第3ナフサ分解プラント(通称三軽・高雄県林園郷)の設備更新計画に関する環境評価大会を開き、計画を条件付きで認可した。これにより設備更新工事は近く着工の運びとなった。30日付工商時報が伝えた。

 設備更新計画は投資総額は469億台湾元(約1,313億円)。完成は2012年の予定。年産80万トンのナフサ分解プラントが、年産25万トンの既存プラントに替わる形で建設される。

 環境評価大会は、台湾中油が林園地区で着工前に健康影響評価を実施することを認可の条件とした。

 同プラントの設備更新計画をめぐる環境影響評価は3年越しとなり、08年10月8日の環境評価大会で否決され、個別審査に差し戻されていた。その後、台湾中油幹部が行政院に環境影響評価の速やかな通過を陳情したため、再審査は異例のスピードで進んだ。