奇美電子（ＣＭＯ）は12月末の３日間に、各部門で計200人以下の正規職員のリストラを行ったもようだ。同社は業績の悪化を受けて成績の悪い正規従業員３～５％の削減を表明しており、全従業員約１万7,000人の５％相当は800～900人であることから、春節（旧正月）までにさらに一定数の従業員が解雇されるとみられる。２日付経済日報が伝えた。
人員削減の規模については、「5,000人」という観測も伝えられていたが、同社はこれを否定。ただ、「従業員を守る企業文化のため、これまで組織のスリム化には特に力を入れていなかったが、今回は厳格に行う」と表明している。
同社は12月中旬にも派遣労働者3,000人に対し、期間中途での契約打ち切りを行っている。
