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長栄海運、100隻の造船計画【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年1月6日_記事番号:T00012613

長栄海運、100隻の造船計画【表】

 
 長栄海運(エバーグリーン・マリン)は、2012年の景気回復を見込んで、55億米ドルを投じる「100隻造船計画」を立案している。完成後、保有船舶数は200隻となり、積載能力は80万TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)と世界3位の仏CMA CGMグループに迫ることになりそうだ。6日付経済日報が報じた。
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 長栄集団(エバーグリーン・グループ)の張栄発総裁は先日、長栄海運の忘年会で、この造船計画を明らかにした。長栄海運の内部では、11年に鉄鋼価格が谷底となると予測しており、12年に計画を実施する考えのようだ。現在は、積載能力1万2,000TEUの船舶1隻を建造するのに1億8,000万米ドルかかるため、コストが1TEU当たり1万米ドルまで下がるのを待つ方針とみられる。

 長栄海運は主に、30年以上前に造られた旧型の船舶を、積載能力2,800~8,000TEUの新型船舶へ交替させていく予定だ。現在の船舶数は、自社船舶100隻を含む178隻だ。