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台北101ビル、林鴻明総経理が暫定董事長に


ニュース 建設 作成日:2009年1月6日_記事番号:T00012616

台北101ビル、林鴻明総経理が暫定董事長に

 
 台北市の高層商業ビル「台北101ビル」は5日の董事会で、林鴻明総経理が暫定董事長に就任することを決めた。陳敏薫氏は董事長を辞任し、今後は董事として経営に参加する。6日付経済日報が報じた。

 台北101ビルの累積損失拡大の責任を追及されてきた陳敏薫氏は、昨年末に辞任届けを提出していた。

 なお、董事長の交代に伴って金融再建基金(RTC)の101ビル持ち株15%を購入する方針だった中華電信が、購入の取りやめを決めた。董事会ではまた、今後ともショッピングモール「101購物中心」や展望台では、中国人観光客による商機拡大を目指すことや、オフィス部分は世界的な金融危機によるリスクを回避するため、台湾企業による賃貸中心へと方針転換することなどが決まった。