ニュース 電子 作成日:2009年1月6日_記事番号:T00012626
華宇電脳(アリマ・コンピュータ)は、ノートパソコン事業とサーバー事業をシンガポールの電子機器受託生産サービス(EMS)大手フレクストロニクス・インターナショナルに売却する計画だったが、フレクストロニクス側の事情で工場、宿舎、土地の譲渡が完了していないため、事業売却を断念し、リース方式とすることが5日までに決まった。6日付経済日報が伝えた。
フレクストロニクスへの事業売却は2007年9月の時点で決まっていたが、同社は昨年末までの段階で事業の買い取りを希望しないと表明し、協議を進めた結果、工場などをフレクストロニクス側に貸与することで合意に達した。
華宇電脳は当初、工場などを1億2,867万米ドルで売却し、帳簿上5,720万米ドルの利益を計上できると見込んでいた。
フレクストロニクス側は契約変更に伴う補償金として、華宇側に1,350万米ドルを支払った。初年度のリース料は259万米ドルで、期限は10月末まで。その後もリース契約が延長されるかは現時点で不明だという。
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