ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

力晶の黄董事長、給与受け取りストップを宣言


ニュース 電子 作成日:2009年1月6日_記事番号:T00012629

力晶の黄董事長、給与受け取りストップを宣言

 
 昨年末、政府に業界再編計画を提出して支援を要請したものの「社会的な期待を満たしていない」として修正・再提出を求められたDRAM大手、力晶半導体(PSC)の黄崇仁董事長は5日、「救済を期待するなら、まず自助努力すべき」として、「きょうから赤字となった日は、いかなる給与も受け取らない」と宣言した。董事長自らが模範となり、全従業員にコスト節約を促したい考えだ。6日付工商時報が報じた。

 黄董事長はまた、「世界のDRAM産業は未曾有の苦境に直面している」と危機感を示した上で、「他国と同様、我が国の政府もDRAM産業救済を表明しているが、当社としても自助策を取る」と語り、不動産、他社の株式など、非核心資産の処分を行うと表明した。

 また政府に改善を要求された業界再編計画については、提携パートナーのエルピーダメモリなどとコミュニケーションを取り、各方面の共通認識が形成された後、再提出すると説明した。