ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台プラ、太陽エネルギー事業に参入


ニュース その他製造 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012652

台プラ、太陽エネルギー事業に参入

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が、太陽エネルギー事業に参入する。6日に経済部に提出した第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)の第5期拡張計画の最新版に、▽薄膜太陽電池の生産過程で使用されるモノシランガス(SiH4)工場(投資金額110億台湾元)▽ポリシリコン工場(年産0.8万トン、同330億元)──の建設を新たなプロシェクトとして加えた。7日付経済日報が伝えた。

 これにより、第5期拡張計画の細目は38項目から42項目に拡大。投資総額は当初計画より約500億元増えて2,817億元(約7,983億円)となった。

 石油化学プロジェクトでは、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)のエチレンプロピレンゴム工場およびニトリルブタジエンゴム工場の建設(投資額60億元)を含め、新設工場数を従来の15基から19基へと変更した。

 台プラグループ幹部は、第6ナフサが量産態勢に入れば、グループの域内での生産額は3,100億元に達し420億元の利益をもたらす上、政府への納税額は102億元増加し、1万以上の就業機会を創出すると指摘し、経済効果をアピールした。