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紅麹ビスケット、TTL10億元販売を目標


ニュース 食品 作成日:2009年1月7日_記事番号:T00012654

紅麹ビスケット、TTL10億元販売を目標


 たばこ・酒の台湾エン酒(TTL、エンはくさかんむりに於)は今年、紅麹ビスケットの売上目標を前年比66%増の10億台湾元(約28億4,000万円)に定めている。昨年実績は前年比5割増の6億元だった。7日付蘋果日報が伝えた。

 紅麹は酒造の過程で発生する食品くずで、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなど抗酸化作用のある物質が含まれていることが明らかになり、健康に良いとして人気を集めている。TTLは一般商店には流通させず、自社の営業所や工場などのみで販売。台北県の林口工場では紅麹ビスケットを買い求める人がたびたび行列を成し、食品業界の注目を集めていた。

 飲料大手の黒松も、1月中旬に紅麹ビスケットを発売する予定だ。同社が飲料以外の製品に参入するのは初めて。製造は外部に委託し、販売対象は当初は団体購入からと慎重に進める。

 このほか、台湾糖業(台糖)も紅麹を使ったソーセージや貢丸(肉団子)を発売し、紅麹ブームに追随する。