ニュース その他分野 作成日:2026年3月10日_記事番号:T00127272
財政部統計処が9日発表した2月の輸出総額は、前月比24.3%減、前年同月比20.6%増の498億米ドルで、同月として過去最高を更新した。2年4カ月連続のプラス成長だ。蔡美娜・処長は、もし中東での軍事衝突、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が長期化すれば、原油価格の高騰、インフレを招き、経済成長や輸出にも影響が及ぶと懸念を示した。10日付工商時報などが報じた。

主な製品別では、AI(人工知能)サーバーなどの情報通信(ICT)・オーディオビジュアル(AV)製品は前年同月比38.7%増の195億1100万米ドルだった。半導体など電子部品は前年同月比24.6%増の179億7900万米ドルだった。これらを合わせると、輸出総額のうち75.3%を占めた。

パネルなど光学・精密機器は前年同月比3.9%減の8億4600万米ドルだった。
主な従来型産業は、機械が前年同月比10.0%増の18億9500万米ドルだった。このほか、▽ベースメタル(卑金属)、20億9000万米ドル(4.7%減)、▽化学品、12億9200万米ドル(5.9%減)、▽プラスチック・ゴム製品、12億5100万米ドル(13.2%減)──などだった。
主な輸出先別では、米国向けが前年同月比33.7%増の157億3800万米ドルで、輸出総額の31.6%を占めた。2月として過去36年で最も高かった。

中国・香港向けは、前年同月比3.3%増の120億9700万米ドルで、輸出総額の24.3%を占めた。2月として過去25年で最も低かった。
東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは、前年同月比32.2%増加の101億7400万米ドルで、輸出総額の20.4%を占めた。
■1~2月、45%増
1~2月の輸出総額は前年同期比44.5%増の1155億6500万米ドルで、同期の過去最高を更新した。
主な製品別では、ICT・AV製品は前年同期比81.5%増の482億2400万米ドル、半導体など電子部品は41.9%増の403億3800万米ドルだった。いずれも同期として過去最高だった。これらを合わせると、輸出総額のうち76.6%を占めた。
主な輸出先別では、▽米国、370億2300万米ドル(前年同期比83.0%増)、▽ASEAN、235億7600万米ドル(47.5%増)、▽欧州、87億3400万米ドル(67.3%増)、▽日本、55億200万米ドル(28.9%増)──が同期として過去最高を更新した。中国・香港向けは、25.4%増の281億2200万米ドルだった。
■3月以降、600億ドル台も
蔡・処長は、仮に米国とイスラエル、イランの軍事衝突の影響を考慮しなければ、3月の輸出総額は前年同月比29~35%増の639億~677億米ドルで、過去3番目の高水準になると予測した。第1四半期(1~3月)の輸出総額は過去2番目の高水準になる計算だ。
蔡・処長は、AIのトレンドのほか、▽ロボット、▽低軌道(LEO)衛星、▽自動運転、▽ハイエンドの半導体やサーバー、部品──などが優勢で、3月以降の輸出総額が毎月600億米ドル以上となる可能性があると予測した。
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