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作成日：2009年1月10日_記事番号：T00012749
ＴＳＭＣの12月売上高、過去４年半で最低
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は９日、昨年12月の連結売上高が前月比30.1％減の144億2,900万台湾元（約392億円）だったと発表した。これは過去４年半で最低の単月売上高だ。10日付経済日報が報じた。
また、昨年第４四半期の同社連結売上高は645億6,300万元で、ほぼ下方修正後の予測通りだった。通年の売上高は前年比3.3％増の3,331億5,800万元だった。
今年第１四半期は、不景気の影響や春節（旧正月）休暇で稼働日数が少ないことから、前期比減少率が２けた台になると証券会社では予測している。ＪＰモルガン・アセット・マネジメントによると、ＴＳＭＣの生産能力利用率は第１四半期、損益分岐点である45％を下回り、30～35％に落ち込む可能性もあるという。
