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作成日：2009年1月14日_記事番号：T00012847
ＡＵＯ、700人以上をリストラ
パネル最大手の友達光電（ＡＵＯ）が、２％未満の人員削減を実施する。従業員３万8,000人のうち760人前後が春節（旧正月）前に職を失う見通しだ。14日付経済日報が伝えた。
友達は人員削減計画について、拠点や部門を問わずに行う考えを表明。一方で、人員削減は制度として従来から行っているもので、労働基準法の規定より好条件で解雇すると強調している。
また、奇美電子（ＣＭＯ）も、断続的に業績不良者の解雇を行っており、春節までに正社員１万7,000人の３～５％、500～800人が削減されるもようだ。従業員の福利を重視する「幸福企業」として有名だった同社が正社員の解雇に踏み切ったことについて、経済日報は「パネル産業の先行き不透明度を象徴している」と論じている。
昨年上半期までの10数年、発展を続けてきたパネル業界で、これだけの大規模な人員削減が行われるのは初めてだ。
