米フラッシュメモリー大手のサンディスクはこのほど、台湾の光ディスク大手、ライ德科技（ライテック・ライは金へんに来）と提携した。台湾企業でサンディスクと提携するのは初めて。３日付経済日報が伝えた。
ライ徳はサンディスクのフラッシュメモリーを受託生産したい構え。同社は2000年にフラッシュメモリー分野に参入。自社ブランドと受託生産合計で、現在は売上高の10％程度を占めている。
市場関係者は「サンディスクは多くの特許を保有しており、提携は生産ラインの強化に役立つ。特許権の制約がなくなれば、受注量は大幅増が見込める」と分析した。
サンディスクはソニーのメモリースティックを生産しており、ライ徳が今後受託生産する可能性もある。
