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富陽光電、工場設置先を中国に変更


ニュース その他製造 作成日:2009年2月2日_記事番号:T00013079

富陽光電、工場設置先を中国に変更

 
 中環集団(CMCマグネティクス)傘下の薄膜太陽電池メーカー、富陽光電(サンウェル・ソーラー)はこのほど、宜蘭県の利沢工業区で計画していた工場建設計画を取りやめ、中環集団が中国江蘇省南通市に保有している遊休地に工場を建設する方針を固めた。2日付経済日報が伝えた。

 富陽光電は当初、太陽エネルギー産業の集積基地と位置づけられた利沢工業区に780億台湾元(約2,075億円)を投じ、太陽電池工場を今年初めにも着工し、既存の林口工場との合計生産能力を年1ギガワット(GW)に引き上げる予定だった。

 同社は1月初めに2区画(計13ヘクタール)の用地返納を申請した後、春節(旧正月)前に残る2区画の返納を申請した。

 建設地変更の理由について、同社は「巨額のコストが必要になるため、南通での工場建設を考えた。中環集団の遊休地を利用できるほか、中国の投資パートナーからの資金調達も順調に進む」と説明した。