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TECOの液晶TV域内販売、「月1万台目指す」


ニュース 家電 作成日:2009年2月3日_記事番号:T00013113

TECOの液晶TV域内販売、「月1万台目指す」

 
 東元電機(TECO)の邱純枝総経理は、「今年の液晶テレビ販売は域内市場を主軸に据え、毎月の販売台数1万台を維持し、前年比80%増の大幅成長を目指す」との考えを示した。家電業者によると、台湾市場における同社の液晶テレビ販売台数は昨年約6万台で、今年通年12万台の目標を達成すれば、上位5位に入るチャンスもあるとみられる。3日付経済日報が報じた。

 邱総経理によると、1月に発売したフルハイビジョン22インチ型機種は、短期間で5,000台を売り上げ、同月の液晶テレビ販売の1万台突破に大きく貢献した。

 家電業者は、「TECOは全機種で120Hz駆動の製品をそろえており、さらに22インチの中小型機種にも参入したことが、今後の販売台数成長の鍵となる」と指摘している。

 なお、昨年の台湾液晶テレビ市場は約80万台規模で、シェア上位5位は、▽大同公司(TATUNG)▽奇美集団の「CHIMEI」ブランド▽ソニー▽聯碩光電科技(トップ・パワーソニック)▽明基電通(BenQ)──の順となっている。