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作成日：2009年2月6日_記事番号：T00013209
ライトン、ＢＤプレーヤーに進出
光ディスクドライブ大手の建興電子科技（ライトンＩＴ）が、今年上半期中に家庭用ブルーレイディスク（ＢＤ）プレーヤーの開発を完了し、下半期のハイシーズンを待って量産を開始する計画だ。６日付経済日報が報じた。
同社はかつて、ＤＶＤプレーヤー市場への参入に失敗した経緯があり、今回のＢＤプレーヤーではリスクの小さいＯＤＭ（相手先ブランドで設計から製造までを担当）受注の獲得を目指す考えで、自社ブランド製品を販売するかについては「まだ検討中」としている。
業界関係者によると、現在市場に出回っているノーブランドのＢＤプレーヤーにはソニーの部品が採用されており、小売価格は約250米ドルとなっている。一方ライトンは、日立の光学ヘッドと聯発科技（メディアテック）のチップを採用してコストを抑えるとされ、同社の量産が順調に進めば、小売価格150米ドル以下が実現する可能性もあるとみられる。
