ニュース 運輸 作成日:2009年2月16日_記事番号:T00013384
台湾~中国福建省の海運貨物で約40%のシェアを持つ華岡船務の洪清潭董事長は、春節(旧正月)以降2週間で、中台間の貨物量が石油化学・紡績原料を中心に約15%急増していると指摘した。これら原料の一部は1カ月半~2カ月後に完成品となり欧米へ輸出されたり、半製品の形で台湾に戻されて加工されるものもあり、今後輸出の落ち込み緩和につながることも期待されるという。15日付工商時報が伝えた。
洪董事長によると、中台間の貨物量は9月から減少が始まり、10月の中国の大型連休にはマイナス45%まで落ち込んだ。現在は一定の回復が見られるものの、限界があるようだ。万海航運(ワンハイラインズ)や香港の徳翔航運(TSライン)も、「確かに貨物量の回復は認められるが、在庫補充の動きや春節休暇の減便による影響も考えられるため、今後も動向を見守る必要がある」としている。
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