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作成日：2009年2月16日_記事番号：T00013395
太平洋そごう天母店４月オープン、新規求人行わず
太平洋そごう百貨は、４月予定の天母店（台北市士林区）オープンに向け新規求人を行わず、既存社員1,000人余りのうち170人を同店に異動させることで対応する計画だ。これにより、年間1,000万台湾元（約2,700万円）の人件費を節減できる計算だ。16日付工商時報が報じた。
李光栄・太平洋そごう総経理は、現在の市況は悪く、５％の業績成長よりも５％のコスト削減が必要と指摘。増員せずとも天母店では年間売上45億元を達成できると強調した。
また李総経理は、百貨店業界は１月、消費券配布や春節（旧正月）の影響で20～30％の売上成長がみられたが、２月の売り上げは落ち込むと予測した。
太平洋そごうの昨年売上高は、台湾が前年比１％減の330億元、中国が前年比４％減の46億人民元（約618億円）だった。今年は北京２号店のオープンも予定しており、中国では13％成長を見込んでいる。
