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台湾元、5年半ぶり安値に【図】


ニュース 金融 作成日:2009年2月17日_記事番号:T00013421

台湾元、5年半ぶり安値に【図】

 
 台湾元の為替レートは16日、1米ドル=34.28元と5年半ぶりの安値水準を記録した。中央銀行がまとめている実質実効為替レート指数は今月、史上初めて80ポイントを割り込み、アジア通貨危機当時を上回る台湾元安が進んでいることを裏付けた。17日付経済日報が伝えた。
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 実質実効為替レート指数は、米ドルだけでなく他の主要通貨を含め、台湾元の騰落傾向を見る上で有効な指標。同指数は近年87~92ポイントで安定して推移してきたが、金融危機後の急激な台湾元安で同指数は前年同期を10%も下回った。

 市中銀行関係者は「中央銀行は輸出競争力の確保と同時に、金融安定にも配慮すべきで、急激な台湾元安が投資家心理を直撃し、資金流出が起きることを避けなければならない」と指摘した。