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PCBのユニマイクロン、緊急受注で業績回復へ


ニュース 電子 作成日:2009年2月17日_記事番号:T00013432

PCBのユニマイクロン、緊急受注で業績回復へ

 
 プリント基板(PCB)最大手の欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)によると、昨年第4四半期は不景気による受注低迷で生産能力利用率が大きく落ち込んだが、顧客の在庫消化が進んだことで春節(旧正月)後には緊急受注が舞い込み、業績回復が期待できるもようだ。17日付蘋果日報が報じた。

 同社第4四半期の連結売上高は前期比19.64%減の102億6,100万台湾元(約275億円)だった。証券会社の予測では生産能力利用率は30%まで低下したもようだ。

 ユニマイクロンによると、通常の納期は4~6週間だが、今後の見通しが不透明なため、現在は納期まで3週間程度の緊急受注が多くなっているという。同社投資関係処は「1月が最悪だった」としており、売上高は今後回復が期待できると指摘した。ただ、第1四半期は業界にとってオフシーズンであるため、「前期比で減少する」と慎重な見方を示している。