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サムスンとLGが相互調達、台湾パネル業者に打撃


ニュース 電子 作成日:2009年2月17日_記事番号:T00013434

サムスンとLGが相互調達、台湾パネル業者に打撃

 
 韓国サムスン電子とLG電子が16日、液晶パネルの相互調達を始めることで合意し、依然低迷が続く台湾のパネルメーカーに追い打ちを掛ける事態が懸念されている。サムスンはこれまで、最高で調達額の50%を台湾メーカーが占めたこともあり、LG電子も30%を台湾から調達していたが、両社は昨年にも調達の見直しを図って自社調達率を高めており、台湾からの調達は既に減少傾向にあった。17日付経済日報が報じた。
 
 サムスンとLGは、まずモニター向け17~20インチ型パネルを相互調達の対象とするとしており、将来的にはノートパソコン(ノートPC)向けパネルにも拡大する計画だ。
 
 中国のテレビメーカー9社は1月、友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)から20億米ドル規模のパネルを調達することで契約を取り交わしたが、中台ディスプレイ産業の提携が強まったことが、昨年第4四半期から進めていた韓国メーカー同士の相互調達協議を加速させたと関係者は指摘している。