ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ファウンドリー出荷量、Q2は前期比増へ【図】


ニュース 電子 作成日:2009年2月17日_記事番号:T00013438

ファウンドリー出荷量、Q2は前期比増へ【図】

 
 半導体設備業者によると、現在の受注状況から見てファウンドリーの第2四半期の出荷量は、台湾積体電路製造(TSMC)で7~9%増、聯華電子(UMC)で2~4%増と、前期比で増加する見通しとなっている。第1四半期は、前期比35~45%の減少が予想されているが、この設備業者は「ファウンドリー市場は既に景気の谷底を過ぎた」と語っている。17日付工商時報が報じた。
 
T000134381

 
 設備業者は、TSMCの第1四半期出荷量は前期比38~40%減と予測している。しかし最近、携帯電話向けチップの緊急受注が相次いでおり、さらに第2四半期はエヌビディア、AMDなどからグラフィックチップなどの受注も増えると予測している。

 一方UMCは先ごろ行った業績説明会で、第1四半期の出荷量を前期比40~42%のマイナス、生産能力利用率は30%まで落ち込むという予想を示したが、設備業者は、最近聯発科技(メディアテック)、ザイリンクス、インフィニオン・テクノロジーズなどからの受注が戻ってきており、第2四半期は稼働率が40%まで回復すると予想している。