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ハイブリッドカー、貨物税率を半分に引き下げ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年2月19日_記事番号:T00013482

ハイブリッドカー、貨物税率を半分に引き下げ

 
 財政部は18日からガソリンと電気を動力とするハイブリッドカーに対する貨物税(物品税)率を半分に引き下げた。排気量2,000cc以下の小型車では税率25%から12.5%に、2,001cc以上では30%が15%になる。19日付経済日報が伝えた。

 新税率および既存の小型車に対する財政部の貨物税補助金(3万台湾元=約8万1,000円)、行政院環境保護署による購入奨励措置(3万元)を併用すると、ハイブリッドカーの価格は16万~21万元低下する計算だ。

 減税措置は環境に優しいハイブリッドカーの普及推進を図ることが狙い。トヨタのプリウスの場合、これまでの価格は115万元で、うち貨物税額は23万元だった。貨物税率が半分に引き下げられたことで、税額は12万元となり、さらに奨励措置などを併用すれば、価格は100万元を切ることになる。

 財政部は「ハイブリッドカーは環境保護面で大気汚染物質や二酸化炭素の排出量が減り、大気汚染の改善に役立つほか、騒音や地球温暖化の防止にも効果がある」と減税理由を説明した。