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バックライトモジュールの中強光電、IT向けQ1出荷1割減へ


ニュース 電子 作成日:2009年2月19日_記事番号:T00013485

バックライトモジュールの中強光電、IT向けQ1出荷1割減へ

 
 バックライトモジュールメーカー、中強光電(コアトロニック)は18日、「春節(旧正月)開けからの緊急受注獲得による効果が期待されるが、第1四半期のノートパソコン(ノートPC)向けおよびモニター向け製品の出荷量は前期比で1割減少する」との見通しを示した。19日付蘋果日報が報じた。

 黄経洲バックライトモジュール事業総経理によると、1月は稼働日が少なかった上、需要も減少し業績は予想以上に低迷したという。2月以降は、受注が急増しているが、テレビ向けが中心となっているという。

 液晶パネル業界では、韓国サムスン電子やLG電子で来月、設備稼働率が100%近くまで回復する見込みだが、台湾メーカーでは40~50%前後にとどまるとみられており、中強光電が受ける恩恵は大きくないようだ。

 中強光電の発表によると、昨年第4四半期の連結売上高は166億3,200万台湾元(約450億円)、純損失は2億200万元だった。通年の連結売上高は799億400万元、純利益は25億2,500万元だった。