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台湾DRAMメーカー、ブランド別世界シェア11%に縮小【表】


ニュース 電子 作成日:2009年2月20日_記事番号:T00013531

台湾DRAMメーカー、ブランド別世界シェア11%に縮小【表】

 
 台湾DRAMメーカーの昨年第4四半期のブランド別世界市場売上高シェアは、需要不振を受けた大幅な減産実施で、前期の16.2%から11.8%へと4.4ポイント縮小した。一方、韓国DRAMメーカーは、ウォン安が有利に働き、46.3%と高いシェアを維持した。半導体チップのオンライン取引を仲介する集邦科技(DRAMエクスチェンジ)の調査を基に、20日付工商時報が報じた。
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 DRAMエクスチェンジによると、台湾メーカーのシェアは、▽6位・南亜科技、4.3%(前期5.7%)▽7位・茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、2.7%(3.6%)▽8位・力晶半導体(PSC)、1.9%(4.3%)▽9位・華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)、1.6%(1.6%)▽10位・鈺創科技(イートロン・テクノロジー)、0.9%
(0.9%)──。

 韓国勢は首位のサムスン電子が24.5%(同25.5%)、2位のハイニックス半導体が20.7%(前期19.9%)だった。

 受託生産分を含むメーカー別売上高で見ても、台湾メーカーのシェアは23.2%と、前期から6.4ポイント縮小した。韓国メーカーのシェアは44.8%。なお契約価格、スポット価格は昨年第4四半期、世界全体で約40%下落した。

 現在財務危機の渦中にあるプロモスは、昨年の営業損益が245億台湾元(約670億円)の赤字となり、前年(62億元)の約4倍に赤字額が膨らんだ。